青学大率いる原監督に聞く 箱根5連覇への重圧と指導者論

公開日: 更新日:

 今回のエントリーメンバーの5000メートル、1万メートル、ハーフマラソンのタイム、夏合宿や直前練習の消化率といったデータを見ると〈過去最高の状態に仕上がっている〉と言っていいでしょう。青学大で実践してきた〈選手個々の能力を引き出す〉ための指導法である〈青山メソッド〉〈原メソッド〉の申し子が、箱根優勝という完成形を披露してくれると信じています」

■地球社会共生学部教授に就任へ

 ――原監督の話題として「高校野球の監督に興味がある」というコメントが報じられました。いつか甲子園で采配を振る姿が見られますか?

「いやいや、来春から青学大の地球社会共生学部の教授に就任することが決まっています。大学スポーツのあり方、スポーツビジネスの将来像、2020年東京五輪に大学生がどう関わればいいのか? といったことを学生に伝えたいと思っています。絶対に、高校野球の指導者になることはありません。そのことはゲンダイに、ちゃんと書いておいてくださいね(笑い)」 

(聞き手=絹見誠司/日刊ゲンダイ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」