非白鵬閥の玉鷲V…“モンゴル帝国”崩壊で角界はどうなる?

公開日: 更新日:

■「白鵬抜きでもお客は呼べる」

 白鵬全盛の頃は、そうではなかった。序盤で取りこぼさない限り、優勝はほぼ確実。終盤は鶴竜日馬富士のモンゴル人横綱との対戦が組まれていたが、自身のVがかかった当時の白鵬は、彼らに苦戦はすれど、まず負けなかった。つまり、終盤戦の白星は約束されていたようなものだった。

 冒頭の菅野氏は「白鵬がモンゴル人だから、というわけではありませんが」と、こう続ける。

「スポーツは下馬評通りにいかないからこそ面白い。白鵬が元気だった頃の大相撲は、それこそガチガチに堅いレースのようなもの。たまに大穴が勝つけど、大体は『また今場所も白鵬か……』でしたからね。ファンのみならず、力士も優勝のハードルの高さに絶望していたとしても、おかしくない。それに比べると、今の土俵は活気がある。たとえ白鵬がおらずとも貴景勝御嶽海らがいれば、十分、お客さんは呼べますよ」

 玉鷲はモンゴル人でも同郷力士とは距離を置き、白鵬らの閥には入っていない。かつて土俵を支配していたモンゴル帝国は崩壊寸前。次いでやってくる熾烈な優勝争いから、目が離せない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道