アジア杯決勝で日本を惑わすカタールの不気味“猫の目戦術”

公開日: 更新日:

 森保ジャパンがアジア王者をかけて2月1日、アジアカップの決勝戦に臨む。 

 相手は、初の決勝進出となったカタール。FIFA世界ランクは、日本の50位に対して93位と格下感が漂ってくる。2022年W杯の開催国とはいえ、これまで本大会出場歴はない。潤沢なオイルマネーでW杯開催権を“買い取った”とヤユする声も少なくない。

 ともあれ「事実上の決勝戦」といわれた準決勝で難敵イランを3―0で下した森保ジャパンに国内スポーツメディアは大喜び。「森保日本 Vの条件が整った」と言い切ったメディアもある。

「選手個々のレベル、所属クラブ、チームの総合力を考えると日本の優位は動かせませんが、カタールをくみしやすい相手と思い込むのは危険です」とは現地UAEで取材中のサッカージャーナリスト・中山淳氏である。

■バルサのエッセンスを注入

「カタールを率いるスペイン人指揮官サンチェスの<監督力>を侮ってはいけません。彼はバルセロナの育成部門で指導歴があり、当初は育成機関であるアスパイア・アカデミーのコーチとしてカタールに招かれ、年代別の代表監督を経て17年からA代表で指揮を執るようになった」と続け、さらにこう言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状