JOC後任会長の最有力 山下泰裕氏の評判と“先祖返り”懸念

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 現在は全日本柔道連盟(全柔連)会長、JOCの選手強化本部長も務める山下氏。「誠実で実直」というのが関係者の一致した見方だ。

 外見からは武骨なイメージを連想するが、日頃の言動は天然そのもの。有名なのは82年春の園遊会でのこと。昭和天皇に「柔道で一生懸命やっているようだね。ずいぶん骨が折れますか」とねぎらいの言葉をかけられた山下氏は「ええ、2年前に骨折したんですけど」と返したのだ。17年に全柔連会長に就任した際、自身が起用された理由について「ロス五輪金メダリストで、国民栄誉賞だからでしょう」と臆面もなく答えたという。

 普段は金メダリストとしてのおごりはみじんもない。それどころか、13年の一連の全柔連の不祥事の際は自ら泥をかぶった。日本スポーツ振興センター(JSC)からの指導者向け助成金不正受給問題の後始末では、当時、全柔連理事を務めていたロス、ソウル金メダルの斉藤仁氏(故人)とともに、指導者に電話して返金を求めるなど、回収に奔走した。社会貢献活動にも積極的に関わっており、全国各地の少年院での講演をライフワークにしている。組織を束ねるトップとしての評判も決して悪いものではない。山下氏を現役時代から取材する柔道ジャーナリストの木村秀和氏が言う。

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