卓球・張本智和は劣勢になるとメンタル「甘っちょれい」…専門家が指摘する状況打破のカギとは?

公開日: 更新日:

【パリ五輪】卓球男子団体

 メダルは途切れた。

 3大会連続のメダルが懸かった日本時間9日のフランス戦。日本はゲームカウント2-3で敗れた。

 第1試合のダブルス戦を落として苦しいスタートとなったこの日。第2試合に登場した張本智和(21)は、第5ゲーム10-7のマッチポイントから5連続失点で逆転負けを喫した。続く第3、第4試合を取ったことを考えれば、「あと1点」としたこの第2試合に張本が勝っていれば銅メダルは獲得できた。

 2試合先取から大逆転負けしたスウェーデンとの準決勝も張本の勝負弱さが際立った。最終第5試合を託されたエースはあっさり2ゲームを取りながら、そこから3ゲームを落としてまさかの敗戦。試合後、ショックでひざから崩れ落ちた。

 張本といえば、得点時に拳を突き上げて叫ぶ「チョレイ!」が代名詞。一方、連続失点で劣勢になると、別人のように大人しくなってしまう。失点して「チョレイ!」と声を張り上げるわけにはいかないが、気持ちを前向きにする術はないのか。アスリートのメンタルカウンセラーを務める児玉光雄氏(追手門学院大スポーツ研究センター顧問)がこう言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲