志願するも登板せず…阪神・藤浪に“二軍でもイップス”懸念

公開日: 更新日:

 結局、マウンドに立つことはなかった。

 不調で二軍調整中の阪神藤浪晋太郎(25)は、25日のソフトバンク二軍戦でも登板することなく、実戦復帰は30日からのオリックス戦以降に持ち越しとなった。

 藤浪は3月12日の中日戦後に二軍降格して以降、復帰のタイミングを首脳陣から一任され、安藤二軍育成コーチが“お守り役”となって調整を続けてきた。ブルペン投球で手応えを掴んだことで、自ら志願する形で、23日からのソフトバンク3連戦で1イニングをめどに登板する予定だった。

 実際、試合中にブルペンで準備する姿もあったが、平田二軍監督は肩肘の故障などのアクシデントを否定した上で、今後の登板については「タイミングを見て」と話すにとどめている。さる阪神OBがこう言う。

「試合で投げるか投げないかは、藤浪の気持ち次第。この3連戦、明確な登板日は決まっていませんでした。首脳陣は藤浪が行けると言えば、マウンドに送り出すつもりだったというのです。藤浪はブルペンで準備をしたものの、自分自身で投げないと判断したことになります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    風間俊介がジャニーズJr.のセンターの座を捨てて都立高校受験に専念した意外な理由

  3. 3

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  4. 4

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  5. 5

    侍J井端監督に大ピンチ!ヤクルト村上、阪神才木ら米挑戦組「WBC全員辞退」の可能性

  1. 6

    松重豊は福岡の人気私立「西南学院」から明大文学部に 学費の問題で日大芸術学部は断念

  2. 7

    そうだ、風邪をひけばいいんだ!減量に行き詰まった末、裸同然で極寒の庭へ飛び出した

  3. 8

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…

  4. 9

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  5. 10

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校