天敵倒すも負傷休場…貴景勝“右ヒザ爆弾”がまねくケガ連鎖

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 右足をかばいながら、階段を一段一段、慎重に下りる姿が痛々しいほどだった。

 15日、新大関の貴景勝(22)が右ヒザを負傷した。相手は直接対決で5連敗中の御嶽海。この天敵に右上手を取られると、貴景勝はもろ差しに。

 ともに押し相撲とはいえ、御嶽海は四つでも強い。

 しかし、貴景勝は「(腕を)巻き替えられると体勢をつくられるので」と振り返ったように、あえて腕を抜かず、そのまま密着した。

 もろ差しで攻め続け、一瞬吊りかけるなど怪力を見せつけて、自身も「ちゃんとやったのは初めて」と言う寄り切り。

 新大関の新たな相撲――と思われたのもつかの間、勝った貴景勝はその場にしゃがみ込むように右ヒザを押さえた。

 足を引きずりながら、何とか支度部屋に戻った新大関。右ヒザの内側に氷嚢を当てながら取材対応となったが、ケガの様子を聞かれると、

「大丈夫っす」

 と連呼。しまいには、やや語気を強めながら「痛めてないです」と、最後までケガを認めることはなかった。

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