ロシア反ドーピング機関 東京五輪「国家として参加困難」

公開日: 更新日:

 ロシアが来年の東京五輪パラリンピックに国家として参加できない可能性が高いことが明らかになった。同国反ドーピング機関(RUSADA)のユーリ・ガヌス会長の見解として、5日のNHKニュースが報じた。

 ロシアでは2014年に組織的なドーピング問題が発覚。同国スポーツ省は昨年、選手の資格回復に向け、世界反ドーピング機関(WADA)に選手の検体データを新たに提出した。しかし、ガヌス会長はWADAなどから「これらデータに数千カ所に上る大量の改ざんがあった」と指摘されたという。

 WADAは提出されたデータなどをもとに、ロシアの扱いを年内にも判断する見通しだが、ガヌス会長は「危機的な状況に陥って5年目になり、一層危機が深まっている。ロシアは東京に国旗を持って行けない可能性が高い」と強い危機感を示した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁