札幌開催の五輪マラソンコース 後半は10キロ2周案で合意へ
札幌で実施する2020年東京五輪のマラソンコースのうち、未定だった後半に関して大会組織委員会とワールドアスレチックス(世界陸連)は、10キロを2周することで合意する見通しとなった。周回するのは前半に使う20キロのコースの北側半分を走るルート。組織委が19日、詳細を発表する。
コース前半は札幌市中心部の「大通公園」を発着点とし、市中心部の20キロを1周目とすることが4日に決定。しかし後半に関しては、前半のコースをもう1周することを主張する組織委と、約7キロを3周するコースを主張する世界陸連との間で意見が分かれ、継続協議となっていた。
その後、組織委が折衷案として約10キロを2周する案を提示。世界陸連は14日に現地視察し、了承することになった。