東京五輪の負の遺産も未知のまま…札幌招致に突っ走る狂気

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 26年冬季五輪はイタリアのミラノとコルティナダンペッツォの分散開催が決まっており、4年後の大会も欧州で行うことは現実的ではない。米国も28年にロサンゼルスで夏季五輪がある。札幌は26年大会を目指していたが、18年9月に発生した胆振東部地震の被害が大きく、復興を最優先して断念した経緯がある。さらに東京五輪でのマラソンと競歩の会場移転を急きょ受け入れたこともIOCの好印象につながっているという。

 近年はとくに、冬季五輪を誘致する都市(国)の数が激減(別表)している。

 22年大会に立候補し、最終候補に残っていたオスロ(ノルウェー)は、巨額の開催費用を理由に断念した。過去の冬季五輪で368個(金132、銀125、銅111)のメダルを獲得しているスキー王国の、まさかの立候補取り下げに、IOCは大きなショックを受けていた。

 14年12月のIOC総会で決めた「アジェンダ2020」で複数都市や国での分散開催を認めたのは、五輪開催を誘致する都市の減少を避けることが最大の目的だ。

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