内田順三
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内田順三前巨人巡回打撃コーチ

1947年9月10日、静岡県生まれ。東海大一高から駒大。13年間の現役生活はヤクルト、日本ハム、広島で主に外野手としてプレー。計950試合出場で打率・252、25本塁打。82年に現役引退、翌83年に指導者に転身。広島、巨人で打撃コーチ、二軍監督などを歴任し、多くのタイトルホルダーを育てた。昨年限りで巡回打撃コーチだった巨人を退団。今季は社会人野球のJR東日本で外部コーチを務める。

巨人二軍監督に就任後 まず岡本を7番から4番に固定した

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 松井秀が「剛」の打者なら、阿部と岡本和真は「柔」である。柔軟性がなく、引っ張り専門だった入団当初の松井秀の方が飛距離は上。一方でポッチャリした体格の岡本は肘の柔らかさとバットのしなりが使えるため、逆方向にも大きな打球が打てた。

 2017年7月、斎藤二軍監督が一軍投手コーチに配置転換された。巡回打撃コーチだった私は7月途中、鹿取GM、石井球団社長に呼ばれ、二軍監督に任命された。私はこう聞いた。

「カープ方式でやっていいですか?」

「自由にやってください」

「中堅のスタンバイ選手より若手を優先します」

 スタンバイ選手とは、ある程度一軍で実績がある中堅以上の選手で、現在は二軍で待機しているという意味。巨人には三軍があるが、「若い選手を使おう」と決めた。「カープ方式」とは、二軍は勝敗を度外視し、選手の育成を優先することを指す。カープは5年先を見据え、若手を実戦で起用する。強化指定選手は、二軍で7番などを打っていた高卒3年目の岡本、大卒ルーキーの吉川尚のドラフト1位コンビだ。

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