開幕延期のプロ野球“行くも引くも地獄” 損害は100億円規模

公開日: 更新日:

 元巨人投手コーチの評論家、高橋善正氏は「延期は仕方ないですが、選手のコンディションが心配です」とこう言う。

「全選手が20日の開幕に照準を合わせて調整していたはず。延期が決定しても、新たな開幕日は決まっていないわけで、いつになるか分からない幕開けに向けて、状態を上げていけ、あるいはキープしろ、というのは、簡単ではない。例えばなんとか4月3日に開幕できると仮定すると、その時点ですでに消化しているはずだった4カード計70試合をどこかに組み込む必要がある。大リーグばりの長期連戦を強いられる可能性があるが、今の選手は昔より間違いなくひ弱。通常の6連戦でさえ『きつい』と漏らす選手がいるのに、もしそれを大きく超える10以上の連戦が続くような日程になった場合、果たして耐えられるか。特に繊細な投手の調整は相当難しくなりますよ」

 高橋氏が続ける。

「開幕前、投手は段階を踏みながらイニング数を増やしていきます。先発は1週間に1度の登板機会でも、投げる2日前、前日、翌日など練習メニューが違ってくる。それだけ投手は繊細です。過密日程になれば、必然的に救援投手も登板過多になるでしょう。今年は故障者が続出するという懸念が出てくる」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  4. 4

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  5. 5

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  1. 6

    日本ハムがソフトBに8戦全敗の悲惨…崩壊投手陣が口にする「伏見寅威ロス」

  2. 7

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    DeNAビシエド電撃引退のウラとフロント批判殺到の必然《もうハマスタに行こうとは思わない》

  5. 10

    文科省「教育の政治的中立性」で波紋…なぜ森友学園がセーフで、同志社国際がアウトなのか?