開幕延期のプロ野球“行くも引くも地獄” 損害は100億円規模

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■1試合の入場収入1億2400万円

 昨年の例で言えば、セの1試合の平均観客数は3万4655人、パは2万7202人。セ・パの平均は約3万1000人となる。チケットの平均単価を4000円と仮定すれば、無観客試合による1試合の損害はチケット収入だけで、1億2400万円になる計算だ。10試合の無観客で12億円超、20試合で24億円超、1球団10試合の計120試合なら144億円超と球界全体の損害は雪だるま式に増えていく。これに球場内のグッズや飲食の物販売り上げを含めれば、球団によってはさらに大きな損失を被ることになる。

「無観客だけは是が非でも避けたいが、対策会議の専門家チームからは、『無観客試合を一定期間設けたうえで3分の1、2分の1と段階的に入場者を入れていく方法もある』との提言があった。観客ありにこだわって開幕延期を続ければ、場合によってはシーズン143試合の短縮も検討せざるを得なくなるかもしれない。球団によってはその想定をしているところもあるようだ。いずれにしろ、大損害だよ」(在京球団幹部)

 Jリーグも公式戦再開の延期を決めたが、試合数も観客動員数も多いプロ野球の方がより影響は大きい。日本のスポーツ界はいよいよとんでもないことになってきた。

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