巨人サンチェス3回降板にブ然 原監督“怒り投手交代”の波紋

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 巨人は一回りの対戦を終えた。この日、昇格したばかりの21歳・堀岡を2番手として起用するなど、今季の原監督は若手を積極的に使う。野手は二塁と左翼は日替わり起用で、増田大(26)、北村(24)、石川(27)、重信(27)、若林(26)といった昨年まで二軍生活が長かった若手が活躍し、10勝4敗1分けの好スタートに貢献した。一方で、新助っ人のセットアッパー・ビエイラは、来日初登板の阪神戦で2四球を与えると、たった1試合で二軍落ちとなっている。

「若手にチャンスを与える分、外国人選手を見限るのが早い。ビエイラの降格も驚いたが、支配下だけで8人もの助っ人がひしめきあっている状況で、危機感をあおっているということはあるでしょう。若手を抜擢するのは大いに結構ですが、それによって外国人を腐らせては戦力の有効活用にはならない。その辺のハンドリングでしょう。課題である投手陣の顔ぶれを見ても、サンチェスら外国人には働いてもらわなければいけないわけですから」(高橋氏)

 盤石に見える首位巨人にも火種はくすぶっている。

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