広島羽月 お立ち台で見せた初々しい“坊主頭”の意外な理由

公開日: 更新日:

「小さい頃は僕と6歳も差があるのに、殴り合いの喧嘩を挑んでくるくらい負けず嫌い。もちろん僕は手加減しますが、すっごく力が強かったのを覚えています(苦笑い)。弟が中学生、僕が大学生の頃には力が逆転していましたよ。仲も良かったのでその頃には喧嘩もなくなっていましたけど」

■クラス全員が見送り

 一方でこんな一面もある。母・明美さんが言う。

「卒業式では誰よりも号泣するほど涙もろくて、友達がすごく多い子です。授業参観の時に様子を見ましたが、グループワークみたいなものが始まると、クラスメートが一斉に隆太郎の机に集まっていた。息子は体が小さいから、姿が見えなくなっちゃって(笑い)。高校は宮崎を離れて、鹿児島県の神村学園で寮生活をすることになっていましたが、出発の日には男子も女子も、クラスの全員が家までお見送りに来てくれたんです。親としてもすごく感動しました」

 神村学園では1年から二塁のレギュラーを獲得。翌年の夏には「2番・遊撃」で甲子園に出場し、2回戦まで駒を進めた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の三振激減がドジャース打者陣の意識も変える…史上初ワールドシリーズ連覇の好材料に

  2. 2

    国民民主党から問題議員が続出する根源…かつての維新をしのぐ“不祥事のデパート”に

  3. 3

    党勢拡大の参政党「スタッフ募集」に高い壁…供給源のはずの自民落選議員秘書も「やりたくない」と避けるワケ

  4. 4

    「ロケ中、お尻ナデナデは当たり前」…「アメトーーク!」の過去回で明かされたセクハラの現場

  5. 5

    注目の投手3人…健大高崎158km石垣、山梨学院194cm菰田陽生、沖縄尚学・末吉良丞の“ガチ評価”は?

  1. 6

    夏の甲子園V候補はなぜ早々と散ったのか...1年通じた過密日程 識者は「春季大会廃止」に言及

  2. 7

    コカ・コーラ自販機事業に立ちはだかる前途多難…巨額減損処理で赤字転落

  3. 8

    巨人・坂本勇人に迫る「引退」の足音…“外様”の田中将大は起死回生、来季へ延命か

  4. 9

    高市早苗氏の“戦意”を打ち砕く…多くの国民からの「石破辞めるな」と自民党内にそびえる「3つの壁」

  5. 10

    「U18代表に選ぶべきか、否か」…甲子園大会の裏で最後までモメた“あの投手”の処遇