著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

箱根駅伝ってこれまで観客入れてやってたという認識なの?

公開日: 更新日:

関東学連が「無観客開催」を発表

 来年の箱根駅伝を「無観客」で開催すると関東学連が決めたそうだ。

 へえ「無観客」! 箱根駅伝って観客入れてたんだ。知らんかったぞ。

 ってことは、毎年秋ぐらいまでに「新春恒例箱根駅伝チケット予約開始(応募多数の場合は抽選でとなります)」なんて募集して、厳正な抽選の結果選ばれた観客、往路復路100万人にチケット売ってたんだ。関東学連のハンコが押してあるチケットを、チケットぴあとかのコンビニ決済で売ってたんだ。知らんかったぜ。

 なになに? 芦ノ湖畔ゴールテープ真横ゆったり座れるスペシャル席3万5000円なんざプラチナチケットでヤフオク!で転売されて20万円で落札されたり。

 運がよけりゃ、箱根湯本函嶺洞門バイパス上り出口で「山の神」の飛び散る汗が降り注ぐA席1万円が当たって大喜びする駅伝ファンだったり。

 高齢者販売枠ってのは遊行寺坂の歩道橋下、クッションひじ掛けお年寄りにもやさしいゆったりシートB席7000円、これだったらジイチャンバアチャンも喜ぶと申し込み殺到。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」