中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

公開日: 更新日:

 高橋には、高校、大学と慶応に進学した5歳上の兄・伶介さんがいる。母・尚美さんは「兄とは違う育て方になりました」と、こう続ける。

「兄の方には『やり始めたら最後まで』というのを徹底していましたが、宏斗に関しては『嫌なら辞めていいよ』と自由にさせていました。本人のやりたいことをさせてやりたいと、中学生までの習い事はサッカー水泳、そろばん、英語教室などを……。でも、習っていた時期はあんまりかぶってないんです(笑い)。勉強だけは塾にも行かせて、しっかりさせていました」

■毎朝4時起き

 中京大中京高に進んだ高橋は授業もキチンと受けていたそうだ。野球部の同級生は「いつも手を挙げて先生に質問していますよ」と言う。

 同校の野球部員の3年は、27人のうち26人が東海3県に住み、自宅から登校している。高橋もそのひとりだ。7時前集合の朝練に間に合わせるために、高橋は毎朝5時半に家を出る。当然、弁当を用意する尚美さんの朝はもっと早い。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    巨人の“お家芸”今オフの「場当たり的補強」はフロント主導…来季もダメなら編成幹部の首が飛ぶ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 5

    国民・玉木雄一郎代表の“不倫相手”元グラドルがSNS凍結? 観光大使を委嘱する行政担当者が「現在地」を答えた

  1. 6

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  2. 7

    若林志穂さん「Nさん、早く捕まってください」と悲痛な叫び…直前に配信された対談動画に反応

  3. 8

    米倉涼子に降りかかった2度目の薬物疑惑…元交際相手逮捕も“尿検査シロ”で女優転身に成功した過去

  4. 9

    国民民主から維新に乗り換えた高市自民が「政治の安定」を掲げて「数合わせヤドカリ連立」を急ぐワケ

  5. 10

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで