翠富士一成の最大の武器は「肩透かし」技との相性が抜群

公開日: 更新日:

「翠富士は母子家庭。昔はあまり良くない意味で“ヤンチャ”だったそうで、本人も『母親には迷惑をかけたから、親孝行をしたい』と常々話している。ちなみに伊勢ケ浜さんも近大を中退。故郷青森に戻ってから角界入りと、経歴が似ている。そんな親方だからこそ、翠富士の気持ちもよく理解できたのではないか。実際、中退後も相撲への情熱を失っていませんでしたからね」(タニマチ筋)

 翠富士が伊勢ケ浜部屋に入門した2016年当時は、まだ暴行事件を起こす前だった元横綱日馬富士や、照ノ富士、安美錦(現親方)、宝富士ら多士済々。幕下ではやや足踏みをしたとはいえ、十両を4場所で通過し、今場所新入幕を果たした。

 上位力士の肩をバンバン透かし、土俵に波乱を巻き起こせるか。

▽翠富士一成(みどりふじ・かずなり)
●本名は庵原一成
●1996年8月、静岡県焼津市出身
●171センチ、114キロ
●最高位は現在
●四股名の由来は磨けば 磨くほど光る翡翠から

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状