岡崎慎司シュートゼロでも…代表ワントップ候補のお粗末
スペイン1部ウエスカ所属の日本代表FW岡崎慎司(34)が、23日のビリャレアル戦で4試合ぶりの先発を果たした。
試合開始と同時に<岡崎らしさ>全開だった。
相手ゴール前でチャンスボールを待つのではなく、ラストパスを引き出そうと右に左に目まぐるしく動き回る。
相手にボールが渡るとファーストディフェンダーとしてプレスをかけ続け、まるでDFのように守備にも精を出す。
この<岡崎スタイル>を愚直に貫くことで英プレミア・レスター時代にはリーグ優勝の立役者のひとりとなり、日本代表では歴代3位となる通算50得点を決めている。しかし――。
さすがに寄る年波には勝てず、動き出しの鋭さ、キープ力、シュートに持ち込む際のキレ味などすべてが劣化しており、後半12分にベンチに下げられた。結局ボールに触れたのは20回にも満たず、シュート0本の体たらく。元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言う。