島根県知事“聖火の乱”が波紋も…竹下亘「注意」にビビらず

公開日: 更新日:

「反響の大きさは予想以上。意見を真摯に受け止め、今後の対応に生かしたい」

 東京五輪・パラリンピックをめぐり、5月に地元で予定されている聖火リレー中止の検討を表明した島根県の丸山達也知事(50)が19日、県庁で記者会見を開き、中止検討発言に対して県内外から寄せられている意見について感想を述べた。

【写真】この記事の関連写真を見る(09枚)

 質疑応答では、記者が、自民党竹下派の竹下亘会長(74)=衆院島根2区=が丸山知事の発言に対して「困惑している。丸山知事を呼び、注意をしっかりしないといけない」と話したことに対する受け止めを質問。丸山知事は「悪意に受け取る必要もないだろう」と軽く受け流した上で、「(竹下会長は自分に対して)大丈夫なのか。(真意を)確認しないといけないなという意味で(発言は)当然」と言い、さらに竹下会長が「コロナが一番きつい東京が言うならともかく、一番遠いところにいる島根が何を言うんだ、というのが私の心境」などと発言したことについても、「上京してお会いした際、県内の厳しい状況を説明して認識していただく必要がある」と語った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性