レアルとバルサが弱体化 スペイン凋落で欧州勢力図激変か

公開日: 更新日:

 スペインのレアル・マドリードが、日本時間25日午前5時にキックオフされた欧州CLラウンド16でイタリアのアタランタと対戦。1―0の辛勝に終わったことでスペインサッカーの凋落(ちょうらく)ぶりを印象付けてしまった。

 前半17分、アタランタMFの一人が退場処分を受けて数的優位となったレアルは、同38分から2分間で連続4本のシュートを放つなど一方的に押しまくる。が、得点は後半41分になってから。

 それも左利きの左SBメンディが、ゴール正面から<味方もビックリの右足>で蹴り込んだのが奏功。アタランタの選手たちは虚を突かれ、一瞬足が止まってしまった。

 勝つには勝ったが、かつて<銀河系軍団>と呼ばれて栄華を誇ったレアルも、ついにCLでは優勝候補に挙げられなくなった。同じスペインのバルセロナにしても、CLのラウンド16でフランスのパリSGに1―4の大惨敗を喫している。

 このバルサとレアルの弱体化が、そのままスペインサッカー全体のレベルダウンを強調することになった。近い将来、欧州サッカー全体の勢力図が、大きく様変わりするかも知れない――。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」