ラグビー日本代表 6月の英国遠征では前HCに“丸裸”にされる

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 コロナ禍で休止していたラグビー各国代表の活動が再開される。

 日本協会は15日、6月12日に静岡・エコパスタジアムで強化試合を行うと発表。対戦相手やキックオフ時間などは後日、明らかになる。

 史上初の8強入りを果たした2019年W杯以来、1年8カ月ぶりの実戦は、6月下旬の英国遠征に向けた試運転となる。イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの英4協会による連合チーム「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」(通称ライオンズ)との対戦では、前日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏の目が光りそうだ。

 南アフリカから大金星を挙げた15年W杯イングランド大会で躍進に導いたジョーンズ氏は現在、イングランド代表HCを務めている。そのイングランドは23年フランス大会で、日本と同じ予選リーグD組に入った。「日本は世界で最も進化しているチームだ」と警戒するジョーンズ氏にとって、6月のテストマッチは敵情視察の絶好の機会となる。

 4年に1度結成されるライオンズは毎回、イングランド代表選手がメンバーの大半を占める。19年W杯でウェールズを率いたウォーレン・ガットランド氏がライオンズのHCを務める今回も、イングランド勢が多数、招集されるという。

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