照ノ富士3度目V 日本人がかなわないモンゴル力士の“粘り腰”

公開日: 更新日:

「虚仮の一念岩をも通す」とのことわざにもあるように、照ノ富士は最後まで諦めなかったからこそ、奇跡を起こした。

 しぶといと言えば、横綱白鵬だってそうだ。往生際が悪いこと甚だしいが、満身創痍で年齢も36歳。これ以上休んだところで状態が良くなるわけでもないのに、いまだ地位にしがみついている。

「しかも『7月場所で進退を懸ける』と、5月場所の休場まで勝手に決めてしまったのだから呆れるしかない。今後、『やっぱり9月、いや11月場所まで休む』と言い出してもおかしくありませんよ」(前出の親方)

 土俵内外でのこの執念。日本人力士は逆立ちしても、かないそうにない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり