完全否定から一転 日本選手団のワクチン優先接種をJOC強行

公開日: 更新日:

 アスリートが接種するワクチンは、IOCがアスリート用に提供するため、菅政権は「政府がファイザーと契約している枠とは別のもの」と、“別枠”を強調しているが、なかなかワクチン接種の予約が取れない高齢者が、「アスリートに接種する暇があったら、チームドクターには高齢者に打って欲しい」という気持ちを強めてもおかしくない。

 最悪なのは、国民のオリンピック嫌いが強まるだけでなく、特別扱いされるアスリートに批判の矛先が向きかねないことだ。東京五輪関連の著書がある作家の本間龍氏がこう言う。

「政府にしろ、JOCにしろ、情報発信が本当に稚拙です。海外選手の不安を考慮したら、日本選手団の優先接種は仕方ないでしょう。2500人という数字も目くじらを立てるほどじゃない。でも、一度、否定しながら、国民に説明もなく、強行するのは最悪です。これではアスリートが悪者になりかねない。本当は、丸川大臣が国民に頭を下げて理解を得るべきなのに、説明もしないのだからどうかしています」

 アスリートが悪役になる前に、五輪中止を決めるべきだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒