菅首相の五輪外交パー…開会式に文在寅「三顧の礼」受け入れの赤っ恥

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 ジャパン・パッシングの中、いまだ訪日に意欲を燃やしているのが文在寅氏だ。ただ、菅―文では初の日韓首脳会談実施を条件にしている。

「3年前の平昌五輪開会式には安倍前首相が出席。首脳会談を行った文在寅大統領はもともと東京大会の開会式参加に前向きで、韓国側は日本政府に対し、首脳会談とセットでの訪日を春あたりから打診していました。しかし、慰安婦問題への善処が見えないことから、日本側は〈平和の祭典への参加は自由〉〈会談時間を確保できるかは不透明〉などとあしらってきた。ところが、この1カ月で塩対応が軟化し、会談実施に向けた調整が動きだした。ただ、文在寅大統領への風当たりは国内でも強い。与党の『共に民主党』の一部は訪日に反対しているため、成果がなければ突き上げを食らいかねません」(日韓外交事情通)

 菅政権の態度が一変したのは、首脳級はおろか、要人の来日がチョボチョボで格好がつかないから。それに、五輪貴族が悪目立ちすれば世論の怒り増幅は必至だ。

 韓国の国会議員でつくる韓日議員連盟メンバーと14日に会談した自民党の二階幹事長は、「大統領にお越しくださるよう伝えてほしい。歓迎する」と発言。これで流れは決まりか。

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