【空手】沖縄初の金メダル!喜友名諒が見せた琉球空手「劉衛流」の意地と真骨頂 2人の恩師が語る

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 池宮城氏が言う。

「形は本来、誰かと競うものではありませんが、喜友名も割り切っているのでしょう。彼にとって空手は人生そのもの。全ての時間とエネルギーを空手に注いでいるので、我々とは時間の感覚すら違う気すらします。形は練習すればするほど、円熟味が出てくる。東京五輪の1年延期はむしろ、『完璧な演武をするための練習時間が増えた』と歓迎していたと思う。今回の五輪も喜友名にすれば通過点でしょう」

 インタビューでは言葉少なに「今は……全てに感謝しかない」と静かに語った喜友名。

 空手は日本発祥の武道といわれているが、「沖縄に空手を取り戻したい」と願っている空手家も多いという。そんな期待を背負い、手にした金メダルは格別の重みだったに違いない。

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