冨安建洋の評価急上昇 アーセナルの世代交代時期を狙った巧みな移籍術

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 英プレミアの名門アーセナルに移籍した日本代表DF冨安建洋(21)評がウナギ上りだ。

 67年ぶりに開幕3連敗を喫したアーセナルに合流した冨安は、第4節ノリッチ戦に先発して1-0の勝利に大貢献。第5節バーンリー戦でも堅実な守備を見せ、1-0の逃げ切り勝利の立役者となった。開幕3連敗の内容が「得点0・失点9」とズタボロチームを救った立役者として、地元紙が特集を組むなど「トミヤス大絶賛中」なのである。

「その冨安の、機を見るに敏な絶妙移籍術が話題になっている」と、サッカー関係者がこう続ける。

「スペインの久保建英は名門レアル・マドリードに移籍したが、居場所がなくてスペインの中堅チームをレンタル移籍で転々としている。五輪代表で長らく背番号10を付けたMF三好康児はベルギー1部アントワープの先発組だが、活躍しても話題にならないので商品価値は頭打ち状態です。アーセナルは世界中にファンのいるメガクラブだが、今オフに世代交代を積極的に推し進めたことでチーム状態は悪く、開幕3連敗の体たらく。そんなチームが冨安サイドの狙い目だった」

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