W杯アジア最終予選10月Rメンバー発表 森保監督とベテラン2人にはココが正念場

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 カタールW杯アジア最終予選のサウジアラビア戦(10月7日=ジッダ)、豪州戦(同12日=埼玉スタジアム)に臨む日本代表選手25人が28日に発表された。

 代表初招集は0人。最終予選初招集はMF田中碧(デュッセルドルフ)だけ。故障中のMF久保建英(マジョルカ)が外れ、ケガで最終予選9月ラウンドは不参加だったMF南野拓実(リバプール)が復帰した。

 森保ジャパンは、最終予選初戦のオマーン戦で苦杯をなめ、中国戦に1―0も試合内容はパッとしなかった。2連勝のサウジ、豪州相手に勝ち点を失う事態となると本大会出場に暗雲が垂れ込める。

「今回の代表招集はサプライズなしだったが、10月ラウンドで真価を問われる人は少なくない」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう続ける。

「長らく代表主軸だった31歳FW大迫(勇也=神戸)と29歳MF柴崎(岳=レガネス)は9月ラウンドで存在感アピールとはいかず、10月ラウンドのデキ次第では<代表での進退>も掛かってくる。森保監督にも言える。選手交代の回数やタイミングに疑問が残り、システム変更など工夫も足りない。強豪との2連戦の結果と内容がシビアに問われる」

 まさに正念場――。

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