著者のコラム一覧
宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

渋野日向子「富士通レディース」逆転Vの目を潰した責任は誰にあるのか

公開日: 更新日:

 ゴルフファンを愚弄する茶番劇が行われた。

 10月中旬の女子ツアー「富士通レディース」(千葉・東急セブンハンドレッドC)である。

 そもそも3日間大会だが、最終日が降雨によるコースコンディション不良のため中止。36ホールの短縮競技になった。そのため第2ラウンドが終わって首位で並んだ古江彩佳勝みなみとの3ホールのプレーオフが行われた。

 古江が勝ったが、日本女子プロゴルフ協会のツアー規定では、最終日が中止になり首位が複数の場合はプレーオフが行われると決められている。

 1988年以降、5度目だ。だが本来のプレーオフは72ホール、あるいは54ホールの規定ホール数を完遂し、それでも決着がつかなかった時に行われるものである。

 この大会の2週前に行われた日本女子オープン(栃木・烏山城CC)は第2ラウンドが悪コンディションで中止になり、最終ラウンドは月曜に順延。72ホールを消化して、勝が初の国内メジャータイトルを手にした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言