ビーチサッカー日本代表はドバイ国際大会でイランに完敗…マイナスイメージを払拭せよ!

公開日: 更新日:

「日本はW杯準優勝チームとは言え、アジアのビーチサッカーを牽引してきた強豪イランを相手に<受けて立つ>程の優位性はなく、もっと徹底して<効率的にゴールを奪って勝利する>ことにこだわって欲しかった。イランは、日本のチーム戦術を研究した上にカウンター攻撃に活路を見出し、日本ゴールに近い選手に素早くボールを送り、シュートチャンスを構築していった。日本はGKにボールを戻したり、自陣で攻めあぐむシーンが目立った。もっとシンプルに手数を掛けず、相手陣地の味方選手を機能的に使いながら、攻撃的な姿勢を全面に出して戦うべきだと思いました」

 そう話す元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が続ける。

「それにしても、同じアジア代表のイランに完敗したのは、イメージ的にも非常に痛かった。まるでW杯準優勝がフロックのように思われたり、アジアの実力ナンバーワン国はイラン! と印象付けることになってしまった。初戦のロシア以上に<負けてはいけない>相手に完敗したマイナスイメージを払しょくするためにも、3戦目のパラグアイ戦以降は、実力をフルに発揮して奮闘してもらいたい」

 日本選手で気掛かりなのが、ロシアW杯で得点ランキングの3位に入った赤熊、攻守に八面六臂の活躍を見せたFP大場崇晃(28)が、2戦していずれも無得点と結果を出せないでいること。

 日本時間午後9時キックオフのパラグアイ戦での捲土重来を期待したい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々