巨人・菅野「完調宣言」で意気込み…だから逆に不安なのがキャンプでの飛ばしすぎ

公開日: 更新日:

 巨人が1月31日、キャンプ地の宮崎に入った。その中でも充実した表情を見せたのが、エースの菅野智之(33)である。

【写真】この記事の関連写真を見る(18枚) 

「気持ち的にも体的にも充実している。久しぶりにキャンプに入るのが楽しみ。チームが日本一になるために、しっかりチーム、投手陣を引っ張るという気持ちでいる」と意気込んだ。 

 昨季は10勝7敗。なんとか2ケタ勝利には届いたものの、4月末に右肘痛を発症するなど納得のいくシーズンではなかった。年俸も1億円ダウンの5億円。今オフは米ハワイ、沖縄・宮古島でみっちり自主トレを行い、調整は順調。復活を期すシーズンへ向け、気合をみなぎらせている。

 そういえば、以前にもこんな発言があった。

「言い訳できないくらい、いいコンディション。調整期間は短かったが、今年にかける思いが強かったので、気持ちでカバーしてここまで来られた」と胸を張って開幕を迎えたのが、2年前の2021年シーズンだった。しかし、いざフタを開けてみると、右肘痛など度重なる故障とコンディション不良の影響で東京五輪も辞退するハメに。登録抹消を4度繰り返し、最終的に6勝7敗、防御率3.19に終わった。 

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い