侍J最年長ダルがWBCへ「何でもやります」と前のめり…士気高揚以上に怖い大会後の反動

公開日: 更新日:

「何でもやります」

 3月のWBCに向けてこう言っているベテラン日本人選手がいる。29日付のスポニチによれば、ダルビッシュ有(36=パドレス)は侍ジャパンの指揮を執る栗山監督(61)にこう伝えたという。

 ダルは首脳陣が大谷翔平(28)、山本由伸(24=オリックス)、佐々木朗希(21=ロッテ)とともに先発と位置付けているものの、本人は必ずしも先発にこだわっているわけではない。状況によっては抑えを兼務しても構わないという意思表示だろう。

「ダルは今大会にかなり入れ込んでいます」と放送関係者がこう続ける。

■制約を受けるつもりはない

「日本人メジャーリーガーには、所属球団から起用法に関して制約がかかる可能性が高い。例えば大谷は、すでにエンゼルスから最初の実戦で投げる球数をかなり制限されているといいます。ダルもパドレスから注文がつくか、すでについている可能性があるのに、本人は起用法や球数について所属球団の制約を受けるつもりはないらしい。少なくとも侍の首脳陣に対しては、そういう趣旨の意思表示をしているそうです。所属球団の意向をスルーするくらいの覚悟があるとみるべきで、それくらい今大会にかける気持ちは強いということでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋