ダルの次の登板はいつ? WBC準々決勝以降の“侍J先発隠し”に潜むパドレスとの複雑関係

公開日: 更新日:

 豪州に快勝し、1次ラウンドを4連勝で突破。準々決勝進出を決めた侍ジャパンが「栗山のカーテン」を引いた。

【写真】この記事の関連写真を見る(14枚)

 11日の試合後、厚沢ブルペン担当コーチは「ここまでは(事前に)先発投手を出してきましたが、この先の3つ(準々決勝、準決勝、決勝)は(大谷)翔平(エンゼルス)、ダルビッシュ(パドレス)にかかわらず、作戦上、公表はしません。でき得る限り、伏せてということになります」と話した。

 1次ラウンドでは、9日の中国戦で大谷が先発、第2先発として戸郷(巨人)がマウンドに上がるなど、先発と第2先発は“ニコイチ”だったが、準々決勝以降は負ければ終わりの一発勝負。対戦相手との情報戦もより白熱する。

「宮崎合宿中に、1次ラウンドの4試合の先発、第2先発はセットで登板日を伝えましたが、1次ラウンド後はそのローテをいったんリセットする」とは、前出の厚沢コーチ。

 11日に登板した佐々木(ロッテ)と宮城(オリックス)、この日投げた山本(オリックス)、高橋奎(ヤクルト)の4人は日程上、準々決勝に登板することは難しい。必然的に大谷とダルの登板が浮上するが、13日の練習も主催者のルールとはいえ、メディアをシャットアウトして非公開で行われることになった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  3. 3

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  4. 9

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」

  5. 10

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」