準決勝の相手メキシコ 侍Jを脅かす「エンゼルスの刺客」と「レイズのクラッチ打者」の実力

公開日: 更新日:

 メキシコのエース格である左腕はローテに定着した昨季、6勝(9敗)ながら防御率2.91をマーク。昨年8月19日のタイガース戦では自身初の「マダックス」(100球未満の完封)を成し遂げるなど、成長を見せた。更なる飛躍を期待される今季は、すでに開幕投手が内定している大谷に次ぐローテの2番手を務める。

 シーズン中はベンチで大谷に寄り添っており、昨季途中にはスライダーに関してアドバイスされ、終盤戦の安定した投球につなげた。

 メキシコ打線を牽引するのはキューバ出身でレイズの主砲ランディ・アロザレーナ外野手(28)。短期決戦に強く、20年のポストシーズンでは10本塁打を放ってプレーオフ最多本塁打記録を更新。今大会は1次ラウンドで14打数7安打9打点と勝負強さを発揮している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動