オリ主砲杉本に続き“打てる捕手”森友哉も負傷…それでも負けない原動力は中嶋監督の手腕

公開日: 更新日:

 打ちも打ったり16安打ーー。

 10日、楽天を猛打で粉砕したのがオリックスだ。先発全員安打を含む16本のヒットを放ち、8-2の完勝。12球団最速の20勝到達を果たした。

 この日は4番打者で捕手の森友哉(27)が登録抹消。マスクを被った7日の西武戦でファウルチップが右つま先に直撃し、骨挫傷と診断された。もっか森はリーグ2位の打率.308、16打点はチーム2位、5本塁打は同3位だ。リーグトップの8本塁打を打っている杉本裕太郎(32)も、去る4日に左ふくらはぎのケガで登録抹消されている。

 そんな中軸打者2人を欠きながら、しかし、強い。杉本が戦列を離れた4日以降、4勝2敗と順調に貯金を増やしている。たまたま好調なだけなのか、それとも何が要因があるのか。注目すべきは中嶋監督のハンドリングだ。

 この日でいえば、森と入れ替わりで一軍に昇格した福田周平(30)。不調で二軍落ちした4月10日以降、ファーム暮らしが続いていたものの、昇格即「2番・左翼」で起用されると、二回に適時打を放ち、期待に応えた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?