三笘薫がアーセナル撃破の立役者! ブライトン「残り4試合」悲願の欧州カップ戦に光明

公開日: 更新日:

 英プレミア(1部)ブライトン所属の日本代表FW三笘薫(25)が、日本時間15日午前0時30分キックオフのアーセナル戦に先発フル出場。先制点の起点になるなど完勝劇に大きく貢献した。

 主戦場の左サイドアタッカーではなく、右サイドで先発した三笘。勝手も違って持ち味の鋭いドリブル突破は影をひそめた。が、前半30分過ぎに慣れ親しんだ左サイドに戻ると36分、相手DFを翻弄して敵陣地深くまで攻め入り、マイナス方向に絶妙ラストパス。ゴールには結びつかなかったが、劣勢のブライトンが試合の流れを引き寄せるビッグプレーだった。

 後半6分、左サイドでボールをキープした三笘が、オーバーラップしてきた左SBエストゥピニャンに好タイミングでパスを送り、そこからの展開で19歳FWエンシソが頭で押し込んだ。先制したブライトンが終盤に2点を加え、終わってみれば3-0の完勝である。

 試合前は暫定8位だったブライトン。6位に入って来季の欧州リーグ(EL)出場権を獲得するには、2位アーセナルとの一戦は非常に重要だった。その強豪相手に3発快勝して勝ち点を58に伸ばし、暫定6位に浮上したブライトンは5位リバプールとの勝ち点差を4とした。消化試合の多いリバプールを射程圏内に捉え、5位チームとしてEL出場の光明も見えてきた。

 カタールW杯後の活躍でブレーク中の三笘にとっても、EL進出の立役者のひとりとなれば、さらに移籍金相場が跳ね上がっていく。

 ブライトンの残り試合は4試合。次戦は、日本時間19日早朝キックオフの3位ニューカッスル戦。三笘のパフォーマンスに要注目だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  2. 2

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  3. 3

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?

  4. 4

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    トイレ盗撮も…谷村新司が息子を叱れない“恥ずかしい過去”

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    西野カナ×Perfumeショットにファンびっくり…ザワつき巻き起こした「のっち不在ショット」を読み解く