【独自】佐々木朗希が“極秘退寮”していた! 栄養士の弁当持参で球場入り、4年目の意志ある進化

公開日: 更新日:

ご飯だけで1食800グラム

 一人暮らしを始めたばかりの独身選手なら、食生活に難儀することが多い。手軽に空腹を満たせる冷凍食品やカップラーメンなどのジャンクフードに手を伸ばすケースは少なくないが、チームメートのひとりがこう言う。

「朗希は最近、球場に弁当を持ってきています。栄養士が作ったものだと聞きました。白米は球場のものを食べているので、持ってきているのはオカズだけです。容器の柄や、具材までは分かりませんけど、恐らく、アスリートに必要な栄養素としっかりカロリー計算されたものが詰められているのでしょう。食事の量? いつからか、ものすごい量を食べるようになっていて……ご飯だけでもたぶん1食800グラムは食べていると思います」

 一人暮らしを始めればただでさえカネがかかるうえ、ジムに通ったり、栄養士に弁当を作ってもらったりすれば、当然のことながら出費もかさむ。それでも佐々木朗が自分への投資を惜しまないのは、プロ野球選手としての自覚と、アスリートとして今以上の高みを目指したいという意思があればこそだろう。

■ナインを盛り上げる

 開幕から5試合の登板で3勝0敗、防御率0.84と、今季も圧巻のパフォーマンスを発揮。WBCで国際舞台を経験したからか、それとも自立生活を始めた影響か、「(今季から)チームを鼓舞するような感じになってますね。今までは少し控えめな選手だったんですけど、今は自分が投げているときも、(イニング間などで)『さぁ! 行こう!』みたいにナインを盛り上げようとしている。そういったところが、以前に比べたら変わったかなと思いました」と女房役の佐藤都志也が言うように、立ち居振る舞いにも変化が表れている。

 5日のソフトバンク戦は右手中指のマメの影響で5回無失点で降板した。次回の登板は現時点で未定だが、心身ともに大きく成長しているのは間違いない。 

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし