体重115キロながら本盗も決めた! 西武・渡部健人 コーチが明かす「肉体の秘密」

公開日: 更新日:

 山川穂高(31)がスキャンダルで離脱し、4番を務めていた中村剛也(39)も先月27日にケガで一軍登録を抹消。代わって一軍に昇格して4番に座っているのが3年目の渡部健人(24)だ。

 ここまで8試合に出場。打率こそ.233も、昨5日のDeNA戦は三回に左翼へ適時二塁打を放つと、その後、本盗まで決めて勝利に貢献。試合後は今季3度目のヒーローインタビューを受けた。

 身長176センチ、体重115キロ。現在、プロ野球界に体重が110キロを超える選手は11人いる。この中で唯一の170センチ台が渡部。ずんぐりむっくりのスラッガーに関して、西武の赤沢ストレングス・アンド・コンディショニングコーチはこう話す。

「あれだけのボディーで、あれだけ自分の身体を操れる筋力がすごいです。足も決して遅くなく、あれだけ走ったら普通ならケガもしそうですが、体の基礎の部分が本当にしっかりしているのでケガにも強いです」

 あの体格で足も使える点は、松井監督率いる西武が今年掲げるスローガンの「走魂」にも合致する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々