大谷翔平は来季「一塁守備」も? 右肘手術から早期復帰の強打者がリハビリをサポート

公開日: 更新日:

 ハーパー、大谷ともニール・エラトロッシュ医師の執刀を受けただけに、リハビリメニューなどは共有しやすい。ナ・リーグMVPを2度(15、21年)受賞した長距離砲によるバックアップはメリット大だ。

 5月に復帰したハーパーは今季、126試合に出場し、打率.293、21本塁打、72打点。故障で出遅れた分、本塁打、打点は伸びなかったが、ОPSは一流打者に位置付けられる.900だった。

 今季のハーパーはDHでの出場にとどまらず、36試合は一塁を守った。自ら守備に就くことで、今季、ナ・リーグ2位の47本塁打を放ったシュワーバー外野手ら同僚の負担を軽減した。

 大谷はリアル二刀流実質1年目だった21年、同僚の故障などの緊急時に7試合、左翼と右翼の守備に就いた。一塁の経験はないものの、当時のマドン監督の方針から、シーズン中にノックを受けるなど、ファーストミットを新調して守備練習に励んだこともあった。

 来季、打者で復帰しても、投手としてのリハビリもある。守備に就く不安もあるが、手術明けのハーパーがこなしたように一塁なら送球の負担はそれほどかからない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動