著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

サッカーアジア杯 カタールで久しぶりに話し掛けてきたトルシエは角の取れた好々爺だった

公開日: 更新日:

 同じカタール開催だった2011年アジアカップから、13年が経過した。森保日本はこの地で目下、6度目のアジア制覇に挑んでいる。ご存じの通り、この国では2022年11~12月にカタールW杯が開催されたばかりだが、現地の大会運営や盛り上がりはどうなのか。2000年レバノン大会から、通算7回目のアジアカップ取材となる元川悦子氏(サッカージャーナリスト)がレポートする。

 ◇  ◇  ◇

 今大会の試合会場は9つ。うち7つがカタールW杯で使われたスタジアムだ。12日のカタールとレバノンで争われた開幕戦が行われたルサイル・スタジアムは、アルゼンチンとフランスとのW杯決勝が行われたところ。 メディアセンターの場所、記者席、報道陣の導線、セキュリティの対応などはほぼ一緒。「勝手知ったる場所」ということで、こちらもスムーズに取材できた。

 唯一、異なる感覚を覚えたのが観客層だ。

 W杯の時は、カタールの試合でも世界各国のサポーターが混在していたが、今回の開幕戦では地元のアバヤ姿の女性や家族連れが非常に多かったからだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…