ドジャース大谷「三冠王」に追い風!エースとの再契約&最強打順「3番」で今季が絶好機

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「今季はエンゼルス時代と違って、前後に好打者が並ぶだけに楽に打席に立てるでしょう。難しいコースに手を出さなければ、打率も上がると思います。すでにキャンプ地アリゾナでの自主トレではフルスイングで打撃練習をこなしており、本人が『このまま順調にいけば間に合うと思う』と話す通り、開幕からフル稼働できれば、今季は結果がついてくるのではないか」(前出の友成氏)

 一昨年までは高めの速球に手を焼いていた。ホームランバッターの宿命でもあるのだが、昨年のシーズン中に改善。高めの速い球に対応できるようになったことで、球を確実にとらえる確率はアップした。技術的にひと皮むけた今季、懸案の打率はさらに上がるのではないか。

 投打の二刀流が武器の大谷が、手術明けの今季は打者に専念するしかない。打つことにこれまで以上の労力を注げるわけで、新たな環境も含めて心技体が充実した今季は三冠王を狙う絶好のチャンス。というか本人はすでに三冠王を視野に入れているという話もある。

  ◇  ◇  ◇

●関連記事【前編】を読む…では、かつて大谷とカーショーとの間にあった「深い溝」、その「雪解け」について詳しく報じている。

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