人間性やスタンスが如実に表れたMLB挑戦時の「西海岸かつ小規模都市」へのこだわり

公開日: 更新日:

 そんな人間性やスタンスは進路選びにも影響した。

 一関シニアは大谷がいた当時、全国大会にも出ていない。中学時代から有名だった菊池雄星には関東を含め、多くの野球強豪校から声がかかったものの、大谷に対しては4校ほどだった。その中には関東の学校もあったらしいが、父親の徹さんは都会の学校だと埋もれてしまうかもしれないと危惧した。関東の学校でなく地元の花巻東を選んだ大谷もあるいは、父親の影響を受けたのかもしれない。

 日本ハム入りはドラフトで自分の意思は関係ないとはいえ、メジャー挑戦する際の球団選びが象徴的だった。

 ポスティングシステムで米球界入りした17年オフ、多くの球団が獲得に名乗りを上げた。ヤンキースもその中のひとつ。キャッシュマンGMは当初、獲得に自信をもっていたが、2次選考の面談にすら進めずソデにされた。その際、「我々がビッグマーケットをもっていて、東部にあることは変えられない。この街やファンには誇りをもっている」とコメントした。それなら、どうぞ西海岸の小規模都市でプレーしてくださいと言わんばかりの“捨てゼリフ”だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る