なぜ大谷の評価は「いまひとつ」なのか…現地メディアの根底に「安打じゃ満足できない」米国人気質

公開日: 更新日:

 ヤンキースは本拠地で行われる3連戦の前、球場内の一室でブーン監督が会見を行う。

 日本時間8日からはドジャースとの3連戦。今季、ナ・リーグ西地区を独走する名門球団との対戦は今回の3試合のみ。ドジャースがヤンキースタジアムで試合をするのは8年ぶりとあって、会見には多くの報道陣が押し寄せたものの、大谷翔平(29)に関する質問はなかった。

 初戦に先発した山本由伸(25)については、「昨年、獲得に動きながらドジャースに奪われた選手との対戦をどう思うか」とか、「ルーキーのこれまでの投球をどうみているか」といった質問が飛んだにもかかわらず、だ。

 大谷はオフにプロスポーツ界史上最高額となる1000億円超でドジャース入り。10日現在、15本塁打はトップのオスナ(ブレーブス)と3本差のリーグ3位タイ、打率.310は同4位、41打点は同9位タイ、14盗塁は同8位タイ。打って走って三冠王も狙える位置につけているが、

「これまで以上に本塁打を量産しているならまだしも、昨年、本塁打王になっているし、このくらい打つのは当然というのが米メディアの受け止め方なのです」と、米コラムニストのビリー・デービス氏はこう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった