日米両スカウトが指摘する佐々木麟太郎の弱点…走攻守、環境、精神面で課題山積

公開日: 更新日:

 米スタンフォード大の佐々木麟太郎(19)がMLB主催の「MLBドラフトリーグ」に「4番・一塁」として初出場。

 MLB公式サイトが「日本の強打の天才」とアナウンスすれば、試合中継の実況アナ氏は「将来のドラ1候補」と紹介していたが、「(いきなり4番などは)あの大谷翔平の母校の監督の息子ということで、運営側が配慮した結果ではないか。MLB公式サイトの破格の扱いも含め、VIP待遇を受けているのは確かです」とは現地特派員。(【前編】からつづく)

  ◇  ◇  ◇

 そんな佐々木には、早くも強力なサポート態勢が敷かれている。

 ハリウッドを拠点とする大手代理人事務所「WME」のスポーツ部門とエージェント契約を結んだのだ。

 スポーツ部門には、テニスノバク・ジョコビッチセリーナ・ウィリアムズ野球ではヤンキースの若手有望株であるアンソニー・ボルペが所属。芸能部門はかつてエルビス・プレスリーやマリリン・モンローらが所属、歌手のブルーノ・マーズ、モデルのミランダ・カーら多くのセレブを抱えている。佐々木も「日本のセレブ」「日本のスター候補」として、青田買いされた形だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー