大谷が2戦連発39号ソロも「未来が見えない」深刻度…打撃の歯車狂ったまま8月は打率1割台

公開日: 更新日:

「打てそうな気がして凡退してしまうのと、打てなさそうな気がしてもヒットになるのとでは全然違うので。ボールの見え方もそう。僕としては打ち損じているくらいの方がいいかなと思う」

 つまり大谷はいま、打席に入ったとき、ピッチャーと向かい合ったときに「打てなさそうな気がしている」。だから結果として本塁打を打ったところで、「未来が見えない」のだろう。

 大谷は打席に入る前に入念な準備をする。自身のフォームの確認はもちろん、相手投手のフォームや球種、特徴などを頭に入れている。

 対戦する投手に関しては、開幕前から映像を見て分析しているという話もある。そうやってできる限りの準備をしているにもかかわらず、「打ったと思ったボールがちょっとのズレでコンタクトできていない、いい打球になっていない」と言う。「打ったと思ったのが空振りしたりとか、ファウルになっているという状態があまり良くない」とも。

 そんな状態が続いているがゆえに「打てそうな気がする」打席が少ないのではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」