大の里の大関昇進 今場所「11勝止まり」なら相撲協会どうする? 先場所はまさかの9勝止まり

公開日: 更新日:

 ただでさえ、現在の土俵は上位陣の層が薄い。霧島貴景勝の陥落で4大関が一気に2大関となり、横綱照ノ富士は両膝のケガと糖尿病で今場所休場。いつ引退してもおかしくない。相撲協会としては早く次の横綱を狙える大関を作りたいのだが、だからといって直前の場所で1ケタ勝利の大の里を、星1つ足りない11勝で昇進させようものなら「無理やり上げた」と非難されかねないというわけだ。

 この日、粂川審判部副部長(元小結琴稲妻)は大の里について、「まだ初日だから」としつつ、「あんな相撲ばかりじゃ、勝ち星がついてこないだろう」と手厳しかった。

 協会は大の里が12勝以上の成績を残せるよう、2日目以降の奮起を祈るしかない。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大の里の稽古態度について、「師匠の二所ノ関親方が見ている前で、堂々と稽古をサボることもあるくらい。師匠は苦い顔をするものの、部屋の出世頭だからか強くは言わない」とは角界関係者。いったいどういうことなのか。

●関連記事【もっと読む】…ではそれらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方