阪神が期待する近本光司の“豹変” 成績は文句なし、ナインからも慕われているが…

公開日: 更新日:

 もっとも、当の近本は先頭に立ってチームを鼓舞するというより、背中で引っ張るタイプ。それだけに、チーム内にはこんな声があるという。

「21年から昨季まで選手会長を務めましたが、性格は基本的にマイペース。オフは21年から3年連続で鹿児島県の離島・沖永良部島に籠もり、『ひとり自主トレ』を行っている。生まれ故郷の淡路島で同島出身の村上らと数日間、一緒にトレーニングすることはあっても、後輩が弟子入りを頼んでも『人生を背負うような責任は取れない』と、断り続けています。ナインからも慕われていますし、グラウンド内外での経験を積極的に還元してくれるようになってくれれば、チームの精神的支柱としても文句ないのですが……」

「近本組」の発足がまたれるところだが……。

  ◇  ◇  ◇

 近本といえばルーキーイヤーに球宴で史上2人目のサイクルヒットを放ち、大きな注目を集めた。ところが、作家の山田隆道氏はこの大記録に「恥ずかしさ」を感じたという。いったい何故か。この記録のウラには何があったのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー