ソフトバンクFA石川柊太獲得に自信?あるいは… 阿部巨人「投手軒並み育成変更」のウラ

公開日: 更新日:

 さる球界関係者がこう言う。

「2人とも原前監督時代の昨年は『育成の星』として期待された若手有望株。今季は阿部監督に代わって状況が一変したとはいえ、菊地は二軍で36試合に登板して6勝2敗1セーブ、防御率1.00と好投を続けていた。それなのに、一軍からお呼びがかからなかったのはともかく、育成に降格となるのは不可解です」

 今季15勝3敗の菅野が来季のメジャー挑戦を表明しているため、今オフは投手が最重要補強ポイントのはず。それなのに、有望株の投手を次々と育成に降格させるのはなぜか。

「まずは現在FAで争奪戦中のソフトバンク石川柊太(32)との交渉に手応えを感じているから。さらに、阪神大山悠輔(29)、ソフトバンク甲斐拓也といったA、Bランクの選手をFAで獲得すると、人的補償として巨人の若手が指名される可能性がある。指名できるのは『28人のプロテクトリストに掲載されていない日本人の支配下選手』というルールがありますから。他球団の中には『人的潰し』と批判する声もありますが……」(同)

 有望株の育成契約多発には裏がありそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 2

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ

  3. 3

    参政党は言行一致の政党だった!「多夫多妻」の提唱通り、党内は不倫やら略奪婚が花盛り

  4. 4

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  5. 5

    早場米シーズン到来、例年にない高値…では今年のコメ相場はどうなる?

  1. 6

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  2. 7

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  3. 8

    伊東市長「続投表明」で大炎上!そして学歴詐称疑惑は「カイロ大卒」の小池都知事にも“飛び火”

  4. 9

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  5. 10

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も