ドジャースだけ「後払い契約」がボロクソ叩かれる理由…なぜ他29球団はマネしないのか、できないのか?

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 大谷翔平(30=ドジャース)が10年1000億円超の97%を契約期間後に受け取ることで話題になった後払い契約。

 ドジャースがベッツ(32)やフリーマン(35)にも同様の手法を用いていたどころか、このオフもサイ・ヤング賞左腕のスネル(31)の5年約273億円、リーグ優勝決定シリーズMVPのエドマン(29)の5年約111億円も後払いにしたことで、全米から批判にさらされている。「USAトゥデー」、「ニューズウィーク」、「ファンサイディッド」などが元メジャーリーガーらのコメントを使ってドジャースをバッシングしているのだ。

 後払い契約はそもそも年俸総額が一定額を超えた球団が「ぜいたく税」を支払う制度の間隙をついた手法だ。戦力均衡を目的としたルールをないがしろにするものだけに、批判されるのは当然と言えば当然だ。

 とはいえ、ルール違反ではないのだから、他の29球団も「後払い契約」を乱発、ドジャースに負けじと優れた選手をかき集めればよいのではないか。それとも、やりたくてもできない事情があるのか。

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