毎日新聞が将棋「王将戦」主催から撤退の衝撃…高校野球ファンは早くも“飛び火”を懸念

公開日: 更新日:

 毎日と同様、今度も囲碁や将棋のタイトル戦などのスポンサーを巡って見直すメディアも出てくる可能性はあるだろう。そんな中で、懸念の声は高校野球ファンにも“飛び火”している。

 兵庫・西宮市の阪神甲子園球場で毎夏行われる「全国高等学校野球選手権大会」は、日本高等学校野球連盟(高野連)と朝日新聞社が主催、毎日が後援。毎春の「選抜高等学校野球大会」は高野連と毎日が主催し、朝日が後援となっているのだが、《毎日の甲子園撤退もあり得るのではないか》との見方だ。

 大会運営には莫大な費用がかかり、近年は地方大会の予選の入場料も急騰している。かつては宣伝・拡販の商材ツールとして「甲子園」の影響力は大きかったが、今ではネット・SNSの方が情報量も多く、速報性もあるだろう。

《毎日が甲子園のスポンサーを離れたら、どこが出てくるのだろうか》

《汐留・大手町の巨大メディアがあるな。箱根駅伝、高校サッカー、そして甲子園と…》

 SNS上では多様な投稿がみられるが、それでも新聞が話題になるだけいいのかも。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑